三原田賢一:「最先端医療研究」と「テューバ」の両輪で相乗効果を生み出す♪
大学教授として最先端の血液研究を行いながら、テューバ奏者としてリサイタルを開催するなど、アマチュアとは思えない実力をもち、精力的な活動を行っている三原田賢一さん。
音楽を趣味にする事で、仕事にも良い影響があると言います。
「音楽を仕事にするのか」「他の好きな事や得意分野を仕事にするのか」は人生の選択として最も迷うターニングポイントの一つかもしれません。
三原田さんはどのような人生を経て現在のスタイルになっていったのでしょうか。
今回は熊本に出張してお話を伺いました!
『音TOWN』(おんたうん)は、『音楽“と”生きる街』をコンセプトに、(プロアマ問わず)音楽家がより生きやすくなるために、主に音楽以外の有益な情報をお届けしています。
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これからの時代に合った柔軟な生き方のモデルが見つかるかも!?
この記事を読むと役に立つ人は!?
・一般職と音楽(演奏)活動の両立を考えている方
・音楽以外の仕事をメインにしながらも、精力的に演奏活動を行いたい方
・仕事と趣味の両立で相乗効果をもたらしたい方
読んだらどんな良い事が!?
・他分野で生計を立てながら音楽活動を継続する方法が分かる
・趣味での演奏活動の可能性、視野が広がる
・趣味に打ち込む事で仕事にも良い影響を与える方法を知る事が出来る
テューバとの出会い
<2025年1月某日、インタビュー後の居酒屋にて/熊本市>
藤井:実は僕たち、中学校の吹奏楽部の先輩・後輩なんですよね。
SNSでは一応つながっていましたけど、ほとんど見ていなかったのもあり、同期から「三原田先輩がリサイタルを開催するらしい」と連絡をもらうまで、ここまでテューバを精力的に続けているとは知りませんでした。
先日(2024年12月13日)、そのリサイタルにお邪魔させていただいたのが約30年振りの再会だったんですよね!
改めまして、現在はどのような活動をされているんでしょうか。
三原田:本当に久しぶりでしたね。聴きに来てくれて嬉しかったです!
今、僕は「熊本大学の国際先端医学研究機構」の特別招聘教授として研究室をもち、血液の研究を行っています。
音楽のほうは完全に趣味で、ソロ活動の他、TX-Quartetというテューバ四重奏団を組んで東京で活動していますね。
金管五重奏もやっていましたが、僕が仕事でスウェーデンに住んでいた時期があり、現在は休止中です。
藤井:僕は中2で大阪から転校してきたので、それ以前をよく知らないんですけど、プロフィールによると、小4でテューバを始めているんですね。
三原田:僕が在籍していた小学校を定年退職された先生が、自宅で開講している塾に通っていたんですけど、元同僚だった音楽の先生がそこによく遊びに来ていたんです。
その先生に「音楽クラブ(吹奏楽)で楽器をやってみない?」と声をかけられたのがきっかけでした。
実は5歳くらいから結構ヘビーに水泳をやっていて、小4にしては体格が良かったんですよ。
「トランペットみたいな楽器」と聞いていたんですけど、そこで渡されたのがテューバでした(笑)。
藤井:全然大きさが違う!(笑)
小学生だとほとんどみんな体が小さいから、テューバが吹けそうな体格の子どもは貴重ですよね。
三原田:当時僕はおとなしく、先生に言われた事は素直に従う子どもで、「はい、やります」と答え、そこからテューバ人生が始まりました。
藤井:そのまま中学校でもテューバを続けたという事ですよね。
三原田:中学校ではもういいかなと思って、第1希望をサックスにしていたんですよ。
一応、第2希望はテューバで、顧問の先生の前で吹いたら他の人より吹けちゃったので、「じゃあ、君、テューバね」となって、結局中学校でもテューバをやる事になったんです。
藤井:サックスは大抵一番人気で、最初からテューバを希望する人は少ないですからね。
しかも、小学校からやっていてすでに吹けたら決まりですね(笑)。
三原田さんにとって、中学校の吹奏楽部での経験はどのようなものでしたか。
三原田:ご存知の通り、吹奏楽コンクールで全国大会に出場するような強豪校だったので、厳しかったですよね。
しかも僕は部長だったので…
吹奏楽部だけでなく、周りの運動部なども含めて、正直今の時代ではアウトな面も多々ありましたけど、本気で練習に打ち込むとか、礼儀とか、そういった面はその後の人生の役に立っています。
藤井:理不尽さなんかも、社会に出たら多かれ少なかれ味わうものなので、経験としてはプラスと言えるかもしれないですよね。
三原田:一流のプロ奏者が教えに来てくださっていたので、早い段階でハイレベルな音楽に触れられたのも良い経験の一つかな。
当時顧問の先生がおっしゃっていた、
「こんなに自由に楽器を吹ける時間があるのは今だけなんだから、今頑張らないでいつ頑張るんだ?」
というのは実際そうで、こうして社会人になるとより実感がありますね。
自由な演奏活動で「音楽の楽しさ」に気付く
<2025年12月・師匠の藤田英大氏とのデュオリサイタルの様子>
藤井:高校でも吹奏楽部に入ったんですか。
三原田:はい。高校は中学校と違ってコンクールにも出場しないし、正直すごく上手いわけでもなく、指揮者も学生が務めるような部活だったんですよね。
最初は反動というか、ちょっと物足りなく感じて、中学校の顧問の先生が指揮を振り、同期やOB・OGもたくさん所属している地元の一般吹奏楽団ばかり参加していたんですけど、だんだん高校の吹奏楽部の「自由さ」に魅力を感じ始めたんです。
何をやっても良いので、この頃からソロや金管アンサンブルにも力を入れるようになりました。
演奏会の「手作り感」もすごく楽しかったんです。
中学校と高校では「ギャップ」が大きかったわけですが、「とにかく厳しくて、上手くなって金賞を取る中学時代」と「上手くなくても良いから自由に音楽を楽しむ高校時代」の両方を経験出来たのは貴重だったと言えるかもしれません。
もしも高校もコンクールで金賞を目指す強豪校の吹奏楽部に入っていたら、おそらく今、こうしてテューバを続けていないでしょうね。
ずっと厳しいだけでもダメだったと思うし、逆に、ずっとユルいだけでも今はないと思います。
藤井:すごく共感します!
僕も高校は三原田さんと同じで、中学校の時のように上手い人は少ないけど、特に同期は仲が良く、文化祭や定期演奏会は自分たちで作り上げる感じで、とにかくみんな楽しく楽器を吹いていました。
当時からトロンボーンでプロを目指していたんですが、技術だけじゃなくて、「本質的に音楽を楽しむ」とはどういう事なのか、仲間に教えてもらったのを今でも感謝していますね。
この時期の経験がなかったら、その後ジャズ・ポップス中心の奏者になる事も、ディズニーのようなエンターテインメントの世界で仕事をする事も、ヤマハ音楽教室で趣味の大人向けにレッスンをする事もなかったかもしれません。
ところで、大学は茨城大学、大学院は筑波大学との事ですけど、ずっとテューバを続けていたんですよね。
三原田:大学の吹奏楽部に在籍したり、市民吹奏楽団に在籍したりしていました。
筑波大学の時は、東京大学、千葉大学、埼玉大学などとも横のつながりがあって、一緒にアンサンブルをやる機会も増えていきましたね。
筑波大学の先輩は僕が組んでいるテューバカルテット(TX-Quartet)のメンバーで、今でも一緒に活動していますよ。
吹奏楽だけでなく、オーケストラやソロをやる機会もあって、さらに活動の幅や仲間の輪が広がりました。
この頃、先日デュオリサイタルで共演させていただいた藤田英大さんと知り合ってレッスンをしていただく事になるんです。
藤井:なるほど、その頃からのお付き合いなんですね。
三原田:藤田さんに「今まで誰かのレッスンを受けた事はあるの?」と聞かれ「大学に教えに来てくださった田中眞輔先生(元東京音楽大学非常勤講師)という方に見てもらった事があります」と答えたら、「なんだ、俺の師匠じゃないか!?」という話になり「ご縁」を感じました。
研究は趣味では出来ないけど…
<「KUMAMOTO TUBA STARS concert」の様子/共演は陸上自衛隊中央音楽隊の森園慶宏氏>
藤井:ちょっと遡りますけど、これだけ一生懸命テューバに打ち込んでこられて、「音大に行こう」とか、「プロ奏者になろう」と考えた事はなかったんですか。
三原田:小学校の頃から研究者になろうと思っていたんですよ。
藤井:なんと!? その頃から今の研究分野を目指していたんですか。
三原田:元々は天文学者になりたかったんです。
当時、NASAのボイジャーという惑星探査機が海王星の観測に成功して「こんな遠いところの惑星をこんな綺麗に撮影出来るんだ?」と感動して、「大人になったら天文学者になろう!」と思っていました。
小学校の卒業文集にもそう書いていましたね。
その後、結局は実用化されなかったんですけど、「ポマト」という、半分ジャガイモ、半分トマトの植物が出来たという話を本で読んで「凄いな!」と感じて、生物学とか、生命系に興味が傾いていったんです。
藤井:小学生の頃から「研究者になるという夢」はブレていないんですね!
三原田:実は高校の頃、少しだけ音大進学を考えた事があって、音楽の先生と担任の先生に相談した事があるんです。
「テューバも学科も大丈夫なので、ピアノさえやれば、(東京)藝大はともかく、私立の音大ならおそらくどこかには受かる。でも、その後どうする?」
「研究は趣味では出来ないけど、音楽は趣味でも出来るよね?」
と先生に言われて、確かにそうだなと。
音大卒ではないけど趣味で頑張っている人、上手い人はたくさんいるので、「研究をやりたいならその道に進んだほうが良い」と思い、結果このような人生になったというわけですね。
藤井:先生のアドバイス、素晴らしいですね。
三原田:ちなみに第1希望の大学は落ちて、浪人しようかと思ったんですけど、生物学の先生に、
「研究者になるには学部(大学)はどうでも良くて、大学院、研究室、もっと言うと留学先のほうが重要で、浪人する1年は無駄だから、どこでも良いから現役で入って、テューバで大学生活を楽しめば良いんじゃない?」
と言われて、後期入試で茨城大学に入ったんです。
先ほどもお話したように、仲間もたくさん出来て、吹奏楽、オーケストラ、ソロ、アンサンブルと、本当にテューバばっかり吹いていたら、単位が足りなくて卒業が危なかったんですけどね(笑)。
研究者の道へ
<熊本大学での研究の様子>
藤井:とは言え、大学院はちゃんとレベルの高い筑波大学に入られているんですね。
卒業後はどうされていたんですか。
三原田:研究者は通常「ポストドクター」と言って、博士号を取った後に、いわゆる「平の研究員」として修行をする事になるんですね。
僕の当時の指導教官が筑波の理化学研究所(理研)に移り、「一緒に来ないか」と誘ってくださり、2年間理研で働きました。
中学校の吹奏楽部の時に、アンサンブルコンテストでグリーグの曲を演奏したんですけど、今でもグリーグが一番好きな作曲家で、ずっと北欧に行ってみたいと思っていたんですよ。
それで、後にスウェーデンのルンド大学に留学し、働く事になるんです。
藤井:ちゃんと「音楽(テューバ)で好きだった部分」と「研究で目指していた部分」がリンクして人生が進んでいくのが印象的ですね。
三原田:ルンド大学でも、まずはポストドクターのポジションで約3年半修行して、研究費を獲得。その後独立して自分の研究室をもつ事が出来ました。
藤井:当然、コミュニケーションは日本語じゃないですよね。
三原田:買い物やレストランなど、日常はスウェーデン語、大学では英語です。
藤井:英語は結構勉強しましたか。
三原田:筑波は理研の他、産総研という研究機関などもあって、僕のように、将来、研究者として留学したり、海外で働く人が多くて、市が無料の英語教室を運営していたんです。
そこに毎週1,2回、2年くらい通い、ある程度話せるようになってからスウェーデンに渡ったんですが、最初は発音がおかしくて笑われたりしていました。
でも、ずっと喋っていれば慣れるもので、今では苦労なく、普通に話す事が出来ますよ。
現在の職場も公用語は英語なので、ミーティングなども全部英語です。
藤井:やはり世界を広げるためには「語学力」が大切ですね。
スウェーデンでの演奏活動
<ルンド大学ブラスバンドのメンバーたちと>
藤井:スウェーデンでもテューバは続けていたんですか。
三原田:最初は自分で練習しているだけだったんですが、しばらく経ってからルンド大学のブラスバンド(※吹奏楽ではなく金管バンド)に入りました。
イギリスのブラスバンドのコンペティションは有名ですけど、実はスウェーデンにもあって、いくつかある部門の一つで1位を獲るくらいのレベルはありましたね。
ブラスバンドの指揮者は、ルンド市管弦楽団というオーケストラでも振っている方で、後にそちらにも所属する事になります。
ヨーロッパは基本的に日本の吹奏楽部のような部活動がなく、楽器をやりたい人は市や町が運営している音楽学校で楽器を習って、同じく市や町の楽団に入るというスタイルが一般的なんですよ。
なので、オケにはプロを目指している人や音楽学校で教えている先生も在籍していて、特に管楽器はレベルが高かったですね。
先述の指揮者の方に気に入っていただき、ソリストとしてヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を演奏させてもらったりと、とても良い経験をさせていただきました。
藤井:ヨーロッパのセミプロやプロの中で演奏活動が出来たのは貴重な経験ですね。
帰国、そして熊本へ!
<熊本大学・三原田ラボ(研究室)の生徒・インターンと>
藤井:そして、2021年4月から熊本大学の教授を務めているとの事ですけど、どのようないきさつで帰国し、熊本で働く事になったんでしょうか。
三原田:職場の「国際先端医学研究機構」の当時の所長は、日本に2人いらっしゃる血液研究の第一人者のお一人で、何度か学会などでお会いして面識があったんですが、その先生にヘッドハンティング、オファーされたような形ですね。
藤井:なるほど。そのようなご縁、タイミングだったんですね。
研究や学会などでお忙しいなか、練習はどうしているんですか。
三原田:家では普通に音を出せないので、平日は夜、帰宅してからサイレントブラスを付けて30〜40分練習するようにしています。
週の前半はそんな感じですけど、後半になると飲みたくなっちゃうので、木金はほとんど吹いていません(笑)。
土曜は1時間、日曜は2時間、楽器屋さんのスタジオを借りるので、この時間だけがミュートを付けず、オープンな状態で練習出来る貴重な時間です。
あとは、本番が近いとピアニストと合わせの時間を取ったり、東京に出張がある時には土日に滞在出来るようにして、カルテットの練習を入れたりしていますね。
藤井:先日、リサイタルでの演奏を聴かせていただきましたけど、とてもそんな練習時間が少ないとは思えなかったですし、仮に面識がない方だったとして「プロです」と言われても「そうだよな」と感じる内容でした。
共演されていた藤田さんも驚いているんじゃないですか。
三原田:そうみたいですね。
もちろん藤田さんとは比べものにならないですけど。
いつも熊本でピアノ伴奏をお願いする赤星まゆみさんにも、「絶対何か秘訣を隠してるでしょ?」「本当はもっと練習してるんじゃないの?」とか言われたりします。
仕事の合間にテューバの音源を聴いたり、シャワーの時にバズィングの練習をしたり、少ない練習時間を補う工夫はしていますね。
藤井:海外出張も多いんでしたっけ。
リサイタルの直前にも1週間、アメリカ・サンディエゴで開かれている学会に参加されていたそうですけど、楽器は持って行ってないですよね。
三原田:マウスピースだけ持って行って、1日10分くらいは音を出していました。
リサイタルでちゃんと吹けるか不安でしたが、思ったよりは何とかなりましたね。
藤井:プロで、大事な本番直前に1週間楽器を吹かない方はほぼいないとは思うんですけど、最近も『音TOWN』の取材で何人かのプロの友人と話していると、「休む事」「気分転換」はすごく大切だと感じます。
必ずしも毎日練習をする必要はないんじゃないかと感じていて、こうして三原田さんのように、本職は別にありながら演奏活動をしている方の練習方法や考え方は、プロでも生かせるヒントをもらえる気がするんですよね。
仕事と音楽の“両輪”で“相乗効果”を!
<「TX-Quartet」とのメンバーとのリハーサルの様子>
三原田:僕は仕事(研究)をやめても、チューバをやめてもダメになると思っているんです。
どちらかだけだと煮詰まってしまうと言うか。
仕事中に音楽の事を考えるのが息抜きになったり、チューバを吹いている時にふと研究のヒントやアイディアが頭に浮かんだり、正に「両輪」ですね。
研究ってすぐに成果が出るものではなくて、10やっても10進むわけではなく、忍耐が必要なんです。
もちろん音楽もそうかもしれないですけど、僕はアマチュアなので、練習すればした分だけ伸びしろがあると言うか、成果が出るので、チューバに打ち込む事はメンタルを保ち、研究で成果を出すためにも、とても重要な役割になっていると思いますね。
藤井:なるほど。正に「相乗効果!」
最後になりますが、今後はどのような活動をされていく予定でしょうか。
三原田:先日は藤田さんに誘っていただいてデュオリサイタルを開催したんですが、いつか単独でリサイタルをやりたいという想いがありますね。
今回、藤井君が熊本に来るという事で、後ほど紹介しようと思っているトロンボーン奏者の寺本昌弘さんという方がいらっしゃるんですけど、プロも参加する日本トロンボーン協会のコンクールで優勝している方で、熊本や東京などでソロリサイタルを開催しているんですよ。
寺本さんの活動やクオリティが目標の一つです。
その他、チューバカルテットでの活動や、今は休止していますが、金管五重奏を再開したり、最近は大編成での活動がないので、オーケストラで演奏したりと、幅を広げていきたいですね。
仕事のほうは今、「ブレークスルー的な事が起きる自信がある研究」をしているので、そこを極めていきたいと思っています!
藤井:チューバでの活動も、血液の研究も、今後の三原田さんの活躍を楽しみにしています!
三原田 賢一(Kenichi Miharada)東京都出身。小学校4年生よりテューバを始める。
以降、吹奏楽団とアンサンブルを中心に演奏活動を行う。2006年にファイヤーワークス・ブラスアンサンブルのメンバーとしてフランス・リモージュで行われる国際金管楽器音楽祭「エプシヴァル」に参加。ヤン・クーツィール作曲「独奏テューバと金管アンサンブルのための『ドン・ジョヴァンニの地獄落ち』」を演奏し高い評価を得る。
2005年・2007年に東京・シアターX主催の舞台「母アンナ・フィアリングとその子供たち」にテューバ奏者として出演。
2009年から2021年までスウェーデン・ルンド在住。ルンド市管弦楽団に在籍し、ヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を演奏し好評を博す。
テューバを藤田 英大、Kristoffer Bröteの各氏に師事。
現在は熊本大学・国際先端医学研究機構で医学研究に携わる傍ら、ソロやTX-Quartetなどアンサンブルを中心に音楽活動を行っている。
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https://x.com/KMiharada『X(Miharada Lab 三原田研究室)』
https://x.com/MiharadaL


藤井裕樹/音TOWNプロデューサー
【株式会社マウントフジミュージック代表取締役社長・『音ラク空間』オーナー・ストレッチ整体「リ・カラダ」トレーナー・トロンボーン奏者】 1979年12月9日大阪生まれ。19歳からジャズ・ポップス系のトロンボーン奏者としてプロ活動を開始し、東京ディズニーリゾートのパフォーマーや矢沢永吉氏をはじめとする有名アーティストとも多数共演。2004年〜2005年、ネバダ州立大学ラスベガス校に留学。帰国後、ヤマハ音楽教室の講師も務める(2008年〜2015年)。現在は「ココロとカラダの健康」をコンセプトに音楽事業・リラクゼーション事業のプロデュースを行っている。『取得資格:3級ファイナンシャル・プランニング技能士/音楽療法カウンセラー/メンタル心理インストラクター®/安眠インストラクター/体幹コーディネーター®/ゆがみ矯正インストラクター/筋トレインストラクター』