森田コーヒー：トロンボーン奏者と兼業のオーナーが営む草津温泉のニュースポット♪

「草津温泉（群馬県）」「有馬温泉（兵庫県）」「下呂温泉（岐阜県）」は「日本三名泉」として、日本人にはおなじみの温泉地ですよね。

＜温泉門＞

その一つ、草津温泉の玄関口「温泉門」のほど近くに『森田コーヒー』は位置しています。

英語表記は「moritakoffee」。

「あれ、coffeeのスペルミス！？」と思いきや、もちろん間違いではなく、オーナーのお名前「森田耕（こう）」さんとかかっています（ナイスネーミング！）

＜トロンボーン奏者で「森田コーヒー」オーナー の森田耕さん＞

「音TOWN」（おんたうん）は、『音楽“と”生きる街』をコンセプトに、（プロアマ問わず）音楽家がより生きやすくなるために、主に音楽以外の有益な情報をお届けしています。

この特集は、音TOWNが目指す「QOL」（クオリティ・オブ・ライフ）「持続性」（サステナブル）「多様性」（ダイバーシティ）を実践している音楽家さん、経営者さん、経営しているお店などをご紹介するコーナー。

これからの時代に合った柔軟な生き方のモデルが見つかるかも！？

この記事を読むと役に立つ人は！？

・音楽家・演奏家と他の仕事との両立を考えている方
・音楽以外の得意なスキルを生かしたい方
・地方移住に興味のある方

読んだらどんな良い事が！？

・音楽活動を継続しつつ、店舗を営む方法がわかる
・地方移住という選択肢を知り、視野が広がる
・観光地で訪れたいスポットが増える

草津に移住しカフェオーナーの道へ！

森田さんは、千葉県浦安市の某テーマパークバンドのトロンボーン奏者として約13年にわたり多数のショーにご出演。

2016年、ご縁のあった草津に移住し、観光協会での勤務を経て、念願だったカフェオーナーとして2022年5月に『森田コーヒー』をオープンさせました。

お店の外観は、アクセントやロゴに森田さんのテーマカラーである「黄色」が使われ、本物のトロンボーンで作った照明をディスプレイし、目を惹くデザインとなっています。

店内もアクセントウォールとして印象的な黄色が配置されているものの、木目調のベンチやテーブルとのバランスが良く、明るく、落ち着いた空間になっているのが印象的でした。

そして、お客様のお目当ては、なんと言っても「サイフォン」で淹れた美味しいコーヒー。

昭和の喫茶店やご家庭でよく見かけたサイフォンですが、最近ではすっかり珍しくなりましたよね。

＜こだわりのサイフォンコーヒーを淹れる過程を約1分のタイムラプス動画でご紹介／森田さんご提供＞

一杯ずつ丁寧に淹れた本格的なコーヒー約1.5杯分が650円でいただけるのはお得です！

「1126（いいふろ）」「932（くさつ）」「102（とうじ）」など、草津や温泉にちなんだ数字を文字ったネーミングや、お客様にサイフォンごと提供して、おかわりを自分で注げるという演出には遊び心があり、「さすがテーマパーク出身のエンターテイナー！」と感じさせてくれる一面も。

＜モチモチ太麺が魅力のナポリタン＞

お食事では、やはり昭和の喫茶店の定番「ナポリタン」をいただく事が出来、こちらも『森田コーヒー』の名物となっています。

Instagram投稿やGoogleの口コミを見て、最初から「サイフォンコーヒーとナポリタン」と決めて来店されるお客様も多いんだとか。

観光のお客様だけでなく、別荘をもつ方や地元の方にも愛されているようで、取材時も「顔なじみの常連さん」が来店され、森田さんと気さくに会話していました。

草津温泉での朝食は森田コーヒーへ！

草津温泉は人気の観光地ではありますが、高齢化・人手不足の問題を抱えているそうで、旅館やホテルでは食事の提供をしない「素泊まり」が増えているそうですね。

観光協会にも勤務していた森田さんは、問題解決の一助となるため、お店の営業を朝8時から開始。

「モーニング」の提供を行い、また、14時〜17時くらいも一旦閉めるお店が多いなか、この時間も営業、「遅めのランチ」の提供も行っています。

＜取材当日にいただいたモーニングのピザトースト＞

ちなみに店内には黄色いプラスチックのトロンボーンが立ててあり、お誕生日のお客様には「ハッピーバースデー」の演奏をプレゼントする時もあるそうですよ♪

※森田さんは現在もトロンボーン奏者としてのお仕事も両立されています！

「温故知新」という言葉がありますが、昔からの伝統や住民と新たな移住組が共存し、街を盛り上げていくこの形は「地方創生の成功例・モデルケース」と言っても良いかもしれません。

「草津良いとこ一度はおいで（草津節）」のフレーズ同様、「森田コーヒー良いとこ一度はおいで」ですので、ぜひ一度、草津温泉を訪れ、「温泉」「コーヒー」「ナポリタン」などで日頃の疲れをゆっくり癒してみてはいかがでしょうか。

※後日「華麗なる二足のWARAJIST、紹介します♪」のコーナーには森田さんのロングインタビューが掲載されます。こちらもお楽しみに！→2024.12.19.【前編】がリリースしました！

森田耕：「トロンボーン奏者 兼 草津温泉のカフェオーナー」という生き方【前編】

森田コーヒー（moritakoffee）
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津454-6
営業時間 8:00-18:00 不定休（営業日は下記GoogleマップやSNSをご覧ください）
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【ギャラリー】

＜人気メニューは写真でご紹介♪＞

＜メニューは外国人観光客向けに英語版もご用意しています＞

＜コーヒー以外にも「コースター」や「バッジ」などのグッズも展開しています＞

＜草津温泉のシンボル「湯畑」／森田コーヒーからは徒歩で約15分＞

＜草津温泉のシンボル「湯畑」＞

＜「湯畑」の近くでは「湯もみ」のショーや「湯もみ体験」が出来ます＞

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