フリーランスの音楽家に最も有益な2つの投資とは!?/Vol.29
ここ最近は、2月末にアメリカ・イスラエルがイランへ攻撃を始めた事でホルムズ海峡が閉鎖され、原油価格が高騰。
このまま続くと、ガソリンだけでなく、石油由来のプラスチック製品や物流など、様々な物の値段がまた上がってしまいそうです。
円安の影響や、社会保険料の値上げで手取りが上がらなかったりで、将来へのお金の不安が尽きない方も多いのではないでしょうか。
国は少し前からNISAなどを始めるよう推奨していますけど、どうなんでしょうね!?
今回の「音TOWN.Biz」では、僕が考える「有益な投資」を最近の実体験も踏まえて2つご紹介します♪
タイトルは一応「フリーランスの音楽家」と付けましたが、アマチュアの方、一般企業にお勤めの方にも役立つように書きましたので、ぜひ最後までお読みください!
『音TOWN』(おんたうん)は、『音楽“と”生きる街』をコンセプトに、クラシック・ジャズ・ポップス・吹奏楽などと関わりながら個性豊かに生きる「人」「お店」「団体」「会社」や、音楽家に必要不可欠な「お金・健康」の情報をお届けしています♪
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このシリーズでは、音楽を職業にしていくためにとても重要であるにもかかわらず、学校ではあまり教わらない“お金”について、改めて学んでいきましょう!お金について学ぶと「生き方」も明確になりますよ!
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この記事を読むと役に立つ人は!?
・将来にお金の不安があるフリーランス/個人事業主の音楽家の方
・同じく一般企業にお勤めのサラリーマンや自営業の方
・コスパの良い投資を知りたい方
読んだらどんな良い事が!?
・円安や物価高騰などでお金の価値がどう変化するかが分かる
・NISAやiDeCoとは違った視点で投資を考えられる
・みんなが実行すれば社会の好循環が生まれる
銀行預金だけだと将来ヤバいかも!?
『フリーランス音楽家が知らないとヤバい、銀行(預金)の秘密/Vol.15』
参考:「「円安」や「物価の高騰」でアナタの銀行預金はどうなる!?」
まずはこちらの記事を読んでみてください。
この中では「老後2000万円問題」にも触れていますが、仮に「年金以外に2,000万円の預金があれば安心ですよ!」というのが“今は”本当だったとしても、もしもアナタが年金をもらう年になって、物価が2倍になっていたらどうなりますか?
単純計算で4,000万円ないと生活ができなくなります。
こちらの記事では、厚生年金ではなく、国民年金にしか加入していないフリーランスの音楽家さんが、仮に満額年金を納めていたとしても、将来もらえるのは(この記事執筆時点で)月額たったの68,000円だという事実をお伝えしました。
この金額では(特に都市部では)ほとんどの方が生活できないと思いますが、先述のように、物価が2倍になっていたら、今の価値で34,000円しかもらえなくなってしまうのと同じですよね。
これが一種の数字のトリックで、国(政府)は「アナタの納めた分の年金はちゃんと〇〇円もらえますよ!」と言っていて、仮にこれが嘘でなかったとしても、実際は価値が2分の1、3分の1になっている可能性があるんです!
こういった事情から、富裕層で資産が有り余っているような方々を除いた一般の方は、「貯金だけでなく、何らかの投資はやっておいたほうが良い」というのは事実ではないかと僕は考えています。
「じゃあ、何をやれば良いの?NISA?iDeCo?小規模企業共済?FX?」
と気になるかもしれませんが、すみません、実は今回はそういう話ではないんです…(これらは下記の記事を読んでください)
「NISAをやったら“絶対”儲かりますよ!将来安泰ですよ!」みたいな内容は詐欺なので、気を付けてくださいね!
『フリーランス音楽家に有益な「私的年金」を活用した「節税」テクニック/Vol.5』
最も有益な投資①「心身の健康」♪

もっと儲かりそうな何かを期待された方もいらっしゃるかもしれませんが、僕が最も大切にすべきだと考える投資は「心身の健康」です!
月並みですが、命は皆平等に一つしかありません。
自分を大切にするのが何よりの投資ですよね。
フリーランス/個人事業主の音楽家さんは、職業柄、健康に自信がある方が多い反面、飲酒や喫煙量が多い方、就寝/睡眠時間、食生活が不規則な方、安定していないだけに実は過度のストレスがかかっている方も多いのではないかと思います。
サラリーマンと違って有給休暇がないので、休んでしまったら無給ですし、それが理由でポジションを奪われ、その先の大きな収入を失ってしまうリスクもあるのではないでしょうか。
もちろん「心身の健康」はフリーランスの音楽家さんだけでなく、一般企業に勤める楽器愛好家さんも同じですよね。
サラリーマンの方には有給休暇がありますが、付き合いで飲酒が多かったり、残業が多くて睡眠不足だったり、上司や部下、取引先への気遣いでストレスが溜まっている方は多いかもしれません。
円安や物価高で不安が増すとストレスが増えますし、将来の貯蓄が心配だからと言って節約し過ぎて食事の質が落ちたり、喫煙やアルコール度数が高いだけの缶チューハイなどが増えたり、通っていた整体や趣味のサークルをやめたりすると、病気のリスクが高まります。
そして、病気になると、状況によっては莫大な医療費と入院費がかかりますよね。
もっと言えば、その病気や入院により、家族の心身の健康にも支障が出るかもしれません。
日本は「国民皆保険制度」が充実していて、「高額医療費制度」など、他国よりも恵まれている面もありますが、その分、結構な額を社会保険料として支払っているために手取りが少ないわけです。
みんなが健康でいれば、国が健康保険にかける予算が減るんですから、本当に国民全員が一丸となって頑張ったら、社会保険料は減るはずなんですよ!
『織田準一(オリパパ):音楽家がつくる地域コミュニティ♪|子ども・シニアをつなぐ「社会インフラ」とは!?』
『ときがわ子ども音楽倶楽部:「地方創生」「世代間交流」「部活動地域移行」を可能にする小さな町の大きな取り組み♪』
『一般社団法人さいたまスーパーシニアバンド:音楽は社会課題を解決できるのか?|法人化と官学連携で「健康寿命延伸」に挑戦!』
「生活習慣に気を付ける」「ジムに行って運動をする」「音楽教室などのコミュニティに属して生活を楽しむ」などは、将来のお金を増やすための投資と考えて良いのではないでしょうか?
『フリーランス音楽家も音楽愛好家も気を付けたい睡眠・休息の話♪/Vol.10』
最も有益な投資②「スキルアップ/リスキリング」♪

そして、もう一つはこれ。
「何か新しいスキルを身に付ける」という事ですね。
NISAの平均利回りは「三菱UFJ銀行のサイト」によると、投資対象によって違いますが、海外株式は7.2%、国内株式は5.6%、外国債券は2.6%、国内債券は0.7%だそうです。
ざっくり説明すると、「100万円投資をして利回りが5%だとしたら、1年で5万円増える」という事ですね。
これ、多いですか?少ないですか?
ジャズサックス奏者の井出慎二さんは、「宅地建物取引士(宅建)」という資格を取得されていますが、AIの回答では、
・独学で約1〜3万円、通信・通学講座を利用すると5〜10万円以上が目安
・必ずかかる受験料は8,200円、合格後の登録・交付手続きに約4.1万円、実務経験がない場合の講習に約1.5〜2万円 が必要
だそうです。
コントラバス奏者の青木賢一郎さんは、「医療事務」の資格を取得されていますが、同じくAIの回答では、
・独学の場合はテキスト代や受験料のみで約1〜2万円
・通信講座で約5万円、通学講座で6〜7万円が相場
・受験料が7,700円〜9,000円程度
とあります。
つまり、投資した金額は10万円から15万円前後だと思うんですけど、取得前と後では、1年後の収入アップやその後の(比較的)安定状態は、先述のNISAの平均利回りよりはるかに大きいと思うんですよね。
国家資格ではなくても、月額500円のオンラインサロンで喫茶店経営を学び、YouTube(無料)で料理を学んだトロンボーン奏者の森田耕さんのような方もいらっしゃいます。
実店舗を持つのはそれなりに大変なので、投資額は大きいと思いますが、トロンボーン奏者の専業時代よりは収入や人間関係、視野が広がっている事でしょう。
社会人になってからの学び直しではなく、「イギリス人と日本人のハーフという生まれ持ったもの」や「イタリア留学経験」を生かして、声楽家の他、翻訳家としてや旅行会社で働いているクラーク深藤さんのような方もいらっしゃいます。
「私には音楽しかない」と思い込んでいても、人によっては、人生を幼少期から振り返ってみると、「絵が上手いと褒められた」「写真を撮るのが上手い」「子どもが好き」「動物が好き」など、何かもう一つくらいは得意な事、好きな事があったりするものです。
一般企業にお勤めの方でも、収入に不安がある方は「リスキリング」を検討してみても良いのでは?(働く場合は副業規定にご注意を!)
まとめ♪
今回の内容で「健康とスキルアップはかなりコスパの良い投資」だと共感していただけるのではないでしょうか。
皆さんがこの投資をやれば、
・国民全員が今よりも健康になり、社会保険料が抑えられ、手取りが増える
・スキルアップによって手にした職によって、人材不足が解消されたり、サービスを受けた人が幸せになる
という「社会の好循環が生まれる」と僕は思うんですよね!
もちろん、NISAなどがダメだという意味ではなく、貯金に余裕があるなら、メリット/デメリットを理解した上でやったほうが良いと思います(僕もやっています)。
実は僕も、約3ヵ月前に「帯状疱疹」を発症して、10日以上施術の仕事を休んでしまいました。
こんな発信や施術の仕事をしているくらいですから、立場上、健康にはかなり気を付けていたつもりなんですけど、高齢の親の大病もあり、まさにこの記事でも触れたように、「家族の心身にも支障をきたした状態」になったわけです。
そんな中、この『音TOWN』の執筆や、Zoomでのインタビュー取材は何とか痛みを堪えながらできたので、休んでいる期間中も収入を確保する事ができました。
「演奏や施術といった、現場で体力を使う仕事以外のスキルもあり、その分野でお仕事をいただけていて良かったなという体験」です。
若い方はまだまだ大丈夫だとしても、アラフォー、アラフィフになるといろいろ出てきますよね…
「健康とスキルアップは本当に重要」だと感じます!
アナタならどんな投資をしますか?
音TOWNプロデューサー/株式会社マウントフジミュージック代表取締役
3級ファイナンシャル・プランニング技能士/トロンボーン奏者
『藤井裕樹』による『音楽家(ミュージシャン)のための「お金」「キャリア」相談受付中♪』
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藤井裕樹/音TOWNプロデューサー
【株式会社マウントフジミュージック代表取締役社長・『音ラク空間』オーナー・ストレッチ整体「リ・カラダ」トレーナー・トロンボーン奏者】 1979年12月9日大阪生まれ。19歳からジャズ・ポップス系のトロンボーン奏者としてプロ活動を開始し、東京ディズニーリゾートのパフォーマーや矢沢永吉氏をはじめとする有名アーティストとも多数共演。2004年〜2005年、ネバダ州立大学ラスベガス校に留学。帰国後、ヤマハ音楽教室の講師も務める(2008年〜2015年)。現在は「ココロとカラダの健康」をコンセプトに音楽事業・リラクゼーション事業のプロデュースを行っている。『取得資格:3級ファイナンシャル・プランニング技能士/音楽療法カウンセラー/メンタル心理インストラクター®/安眠インストラクター/体幹コーディネーター®/ゆがみ矯正インストラクター/筋トレインストラクター』



















