Cozy Tazunoki:「弁護士 兼 ハードロックドラマー」破天荒・異端の生き方♪

お堅い、真面目なイメージの代表格と言っても過言ではない「弁護士」というお仕事。

今回はその中でも異彩を放っているCozy Tazunoki氏(尋木浩司弁護士)にインタビュー!

ロックバンドのドラマーとしてメジャーデビューしていたご経験もある尋木先生の破天荒、異端の生き方は、実はとても合理的で説得力のある人生観でした♪

「人生は流されるもの」にはどんな極意が!?

『音TOWN』(おんたうん)は、『音楽“と”生きる街』をコンセプトに、(プロアマ問わず)音楽家がより生きやすくなるために、主に音楽以外の有益な情報をお届けしています。

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この特集は『音楽 x ◯◯』のように、複数の職業を掛け合わせて活動をしている方(“二足のわらじ”の方)をご紹介するコーナー。

音楽(演奏)以外のスキルを組み合わせる柔軟性・知識が、多様化する現代をより「ポジティブ」「ハッピー」に過ごすヒントになれば幸いです!

この記事を読むと役に立つ人は!?

・一般職と音楽(演奏)活動の両立を考えている方
・音楽以外の仕事をメインにしながらも、精力的に演奏活動を行いたい方
・他人の比較してしまいがち、個性が足りないと感じる方

読んだらどんな良い事が!?

・他分野で生計を立てながら音楽活動を継続する方法が分かる
・自己プロデュースのノウハウが分かる
・自分の好みや価値観を生かして幸せに生きる方法が分かる

ドラムをやるために生まれてきた!?

藤井:本日は「音楽家さんが役に立つ法律のお話」を伺いたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

尋木:法律の話はつまらないから音楽の話をしましょう!(笑)

藤井:つまらなくても役に立てば良いかなって思うんですけど…

尋木:俺も、例えば税の事は税理士に相談するわけで、詳しくは知らないんです。

それと同じで、著作権の事など、最低限知っておけば良くて、音楽家が法律の事を詳しく学ぶ必要はないんじゃないかな。


特集/青木耕一弁護士:音楽家なら必ず知っておきたい著作権の話

あまりにも左脳的な部分を学び過ぎると、右脳的な感性の部分に影響が出てしまうかもしれないので、「餅は餅屋」で、困った時に相談出来る弁護士を知っておくと良いですね。

藤井:なるほど。尋木先生のような弁護士さんが身近にいらっしゃると心強いですね!

では、「良い弁護士の見付け方」のような話は後ほど伺うとして、まずは音楽の経歴について教えてください。

尋木先生は、この『音TOWN』を運営している株式会社ソナーレさんの顧問弁護士さんだそうですが、ロックバンドのドラマーとしてメジャーデビューしていたご経験もあるそうで。

「法律」と「ロック」の「二足のわらじ」は、かなりレアですよね。

尋木:俺しかいないでしょうね(笑)。

藤井:ドラムはいつ始めたんですか。

尋木:俺が10歳の時、7歳上の高校生の兄貴がバンドに興味をもって、誕生日に親にねだって買ってもらったんだけど、上手く叩けなくて1週間で飽きちゃったんです。

大騒ぎして買ってもらった手前、親に「もう飽きました。やめます」とは言えなくて、「お前、やれ!」と。

その頃、「レインボー」というバンドのコージー・パウエルというドラマーが、めちゃくちゃ男気があって華やかで人気があったんですよ。

<Cozy Powell>

「尋木浩司だから、“コージー・タズノキ”じゃないか!? お前はドラムをやるために生まれてきたんだ!」

と言われ、押し付けられたのがきっかけです。

藤井:お兄さん、ドラムは上手くなかったけど、おだてて押し付けるのは上手かったんですね(笑)。

尋木:俺は今、弁護士をやっているくらいだから、責任感が強くて「押し付けられた以上はやり通そう」と思い、結局、未だに続けてるわけです。

藤井:独学ですか。

尋木:うちは福岡県筑後市っていう田んぼしかないような田舎で、ドラムスクールなんてなかったからね。

当時は周りに家も少ないし、近所もおおらかだったんで、家で叩いていても

「尋木さんちの坊ちゃんが太鼓ば叩き出したばい」

みたいに噂されるだけで、普通に練習出来ましたよ。

家が増えだしてからはさすがに少し防音はしましたが。

藤井:バンドを組んだりはしていたんですか。

尋木:中学は公立でヤンキーばっかりで、舘ひろしとか岩城滉一がいた「クールス」のようなロカビリーが流行っていたんだけど、俺はハードロックの世界の人なんで、そういう人たちとは関わりをもたずに、家で自分が好きな洋楽のレコードに合わせて叩くみたいな事をやってましたね。

地元の県立高校に進学した時に、新入生歓迎で軽音の連中がバンドをやっていて、観に行ったらそのまま入部させられて、そこでバンドを組んだのが最初です。

高校3年間はそのまま軽音部でハードロックをやってました。

レインボーのボーカルのグラハム・ボネット氏と共演>

“流れ”で法学部・司法試験へ!?

<2024年の「InitialT」のライブ@原宿クロコダイル>

尋木:高3になって、「田舎でバンドをやってもしょうがないから東京に出たいな」と思っていたら、たまたま中央大学法学部推薦が来たんで、それに乗っかって上京したんですよ。

バンドで一緒だったギタリストは明治大学に受かってバンドサークルに入ったんで、俺もそのサークルに入って一緒にバンドを始めました

その後、ボーカルとギターの音楽の方向性の違いで1年か1年半くらいで解散してしまって、ショックで飲んだくれて大学にもあまり通っていなかったんだけど、麻雀仲間に勧められて気分転換に司法試験を受けたら合格しちゃって…

藤井:中学や高校の頃、「大学は法学部に入って将来は弁護士になろう」と思っていたんですか。

尋木:そんな気、さらさらない(笑)。

司法試験に受かって「しょうがないから弁護士になるか」みたいな感じでしたね。

藤井:そんな人、いるんですね…笑

尋木:司法試験に受かったらまず、研修所に入るんですよ。

そこから2年間は公務員的な資格を与えられて、国から給料をもらい、裁判所や検察庁に行ったりしながら実務研修をして、最後、卒業試験に受かったら好きな仕事に就けるようなシステム。

研修所に入ってクラスに分けられるんだけど、五十音順に座らされて、たまたま近くになった高田って奴の雰囲気がロックだったんですよ。

懇親会で「お前、バンドやってただろ?」と話しかけたら「ボーカルやってました」って言うので、「じゃあ、一回スタジオ入ろう!」ってなって、セッションをしたら、結構歌える奴だったんで、他のメンバーも集めてバンドを始めました

一緒に受かった、後に検察官になる田渕っていう後輩をバンドに連れ込んだんだけど、そいつもドラマーだったんで、「俺がドラムやるから、お前、他の楽器をやれ!」と言ってキーボードにさせて、ギター2人は富山竹内だから、全員頭文字が「T」で、バンド名が「InitialT」になったんですよね。

メンバーチェンジしながらも、26年続いて現在に至ります

弁護士 兼 ロックドラマーでメジャーデビュー!


<Gunshy>

藤井:この「InitialT」が一時期メジャーデビューしていたんですか。

尋木:「InitialT」は、俺の好きな曲だけやる、法曹関係の仲間を中心とした福利厚生バンドだね(笑)。

当時住んでいた幡ヶ谷で、よく通っていた喫茶店のママさんが「InitialT」のライブに来てくれた事があって、結構気に入ってくれて、「うちの子どもたちもバンドやってるんで、一回聴いてみて!」って頼まれたんですよ。

「Gunshy」(ガンシャイ)っていう、プロを目指して完全オリジナルの楽曲だけをやっているバンドで、ボーカルキーボードベースに、ヴィオラが入っているちょっと変わった編成なんだけど、この4人は全員、喫茶店のママさんの子どもなんです。

ギターとドラムはメンバーの幼馴染で、聴いてみたらドラムがしょぼくて、「どけ、こうやって叩くんだ!」と言って見本を見せたら「おーっ!」ってなって、そのドラムがクビを切られて俺が加入する事になっちゃったわけ(笑)。

もう一つの印象的なエピソードは、幡ヶ谷でもう1ヶ所、よく通っていたお寿司屋さんに、竜崎さんっていう、カンフーの達人で、ジャッキー・チェンと共演したり「Gメン75」にも出演していた俳優さんが来ていて、

「尋木君、うちの息子がろくに勉強もしないでギターにうつつを抜かしているから、説教してでもやめさせてくれ!」

と頼まれたんです。

「よし、分かった。やめさせてやる!」と言ったんですけど、後からその息子が俺が加入したGunshyのギタリストだと分かって、

「竜崎さん、やめさせようと思ってたんだけど、息子さんのいるバンドに入っちまった!」

「何やってんだ!話が違うじゃないか!?」

って、めちゃめちゃ怒られました(笑)。

藤井:ミイラ取りがミイラになったんですね(笑)。

尋木:2003年にメジャーデビューして、約6年間で4枚CDを出して、3枚はタワーレコードの売り上げランキングで1位になったり、そこそこ売れるバンドになったんですよ。

2009年に、ボーカリストがニューヨークに移住して活動するって事になって、渋谷公会堂で解散ライブをやって活動を終了しました。

藤井:メジャーデビューしていた期間はバンドだけで食えていたんですか。

尋木:俺は弁護士もやってたからね(笑)。

メンバーも、バンド以外の音楽の仕事をしたり、俳優をやったりしている奴もいて、バンドだけで食えていたとは言えないですね。

CDが売れても、次のCD制作の予算に消えるんですよ。

バンドだけで食えるのは1%いるかいないかの世界じゃないかな。

俺の車でライブハウスやレコーディングに行って、飯をおごってって感じで、保護者みたいでしたね(笑)。

人間味のあるアートな弁護士とは!?


ことぶき法律事務所の応接室には、先代の所長と尋木先生のフィギアが>

藤井:弁護士業とバンドはどんな感じで両立していたんですか。

尋木:朝から夕方までは出社して普通に仕事をするけど、その後は酒を飲んでライブやって夜中にレコーディングをやってみたいな生活でした。

うちの弁護士事務所先代の所長は「17時以降仕事をする奴は無能だ」みたいな考え方だったんです。

「弁護士は法律しか学んでいないから人の幅が広がらないし、魅力がない。定時に仕事を終えてもっと遊べ!」

と教わりました。

弁護士って、ほとんどの人が子どもの頃から塾に通って勉強して、いい大学に入って、司法試験の勉強をして、受かって事務所に就職みたいな感じだから、ろくに遊んでいなくて、実は社会を知らない人が多いんですよ。

藤井:なるほど。分かる気がします。

僕も3年前にお店を出してから何度か弁護士さんと関わっていますが、「確かに頭は良いけど、現場で何が起きているのか見えていないな」とか「無機質、上から目線で失礼だな」と感じる事が多く、「気持ち良く解決した」という印象はほぼないですね。

尋木:本来、法律相談というのは、相談者は「理屈」を聞きたいんじゃなくて、「プロがどう対応したら解決するのか」を教えてほしいわけじゃないですか。

実社会で人と関わった経験が少ない弁護士は、頭でっかち、理屈先行で、相手の気持ちが分からず、何を伝えれば不安を取り除けるのか理解していないんですよね。

藤井:「民法◯条で、それは違法です」と回答するだけだったら、これから先、AIで出来そうですよね。

尋木:あらゆるトラブルって似て非なるもので、100あったら100通り、微妙に事情が違うんですよ。

それを「オーダーメイド的に」対応していくのが人間、弁護士の仕事ですよね。

左脳的に法律用語を字面で追っかけるだけでなく、「アートのような右脳的な感性」も実は必要なんです。

最近話題になっている某テレビ局の女性社員とタレントの示談の問題も、解決の仕方が美しくなくて、「納得感のない理屈先行の示談」だったから、後からいろいろ出てきて、タレント側は芸能界引退にまで追い込まれたんじゃないでしょうか。

<石破茂首相と>

藤井:これは弁護士だけでなく、税理士のような他の士業もそうですし、演奏家も、音楽講師も、リラクゼーションでの接客も、みんな同じだと感じます。

「理論と実技」「表現力と技術力」「芸術的な感性と言語化する能力」などの「バランス」は大切ですよね。

では、「いい弁護士」はどうやって探せば良いですかね。

尋木:やはり、ネット検索で上位に表示されるとかではなく、「紹介」(リアルの)「口コミ」でしょうね。

ちゃんと活躍出来ている弁護士は宣伝する必要がなくて、「リピーター」と「紹介」で仕事が成り立つんですよ。

藤井:これもどの業界にも言える事ですよね。

リラクゼーションの事業に参入して、某大手の美容情報サイトに登録したんですが、営業スタッフから「口コミを増やすと上位に表示されるから、割引でも何でもやってとにかく数を増やせ」みたいな事を言われたんですよ。

お客さんは割引目当てだし、店員の目の前で口コミを書いているから、悪い事を書く事もほぼないので、実際、「ああいったサイトの口コミは作為的なものなんだな」と実感しましたね。

音楽家も、もちろん自分のWebサイトやSNSを運営している方も多いですけど、本当に売れている方々は、ミュージシャン同士の横の繋がりで仕事が続いていってるわけで、検索で上位に来るかどうかなどはあまり関係ない印象です。

大切な「自分を客観視する」能力


藤井:
先生のところには、ミュージシャンからの相談依頼はありますか。

尋木:音楽家・奏者側からではなくて、例えば、

「デビューまで面倒を見るという契約だったのに、その通りにやっていないと言いがかりをつけられた」

「本人たちの能力の問題なのに、売れなかった事を事務所のせいにされた」

というような、プロダクション側からの相談はたまにありますね。

藤井:モンスタークレーマー的な感じですね。

尋木:売れないのを他人や事務所のせいにするのは良くないですよ。

「何があっても自己責任」くらいの意志や覚悟はもっていないと。

自分や自分のバンドを「客観視」する能力って大切じゃないかな。

藤井:第三者が自分の長所・短所を気付かせてくれる事もあって、今、こうして『音TOWN』などで取材や執筆を仕事に出来ているのは、当時のソナーレの社長に「藤井さん、文才あるね」って言ってもらったからなんですよ(後に本も出版させていただきました)。

音大生のための“働き方”のエチュード/著:藤井裕樹
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ですが、音楽に関しては、

「トロンボーンが上手い人は周りに大勢いて、それだけでは食っていけない」

自己分析、客観視が出来ていたので、編曲の仕事をしたり、講師の仕事をしたり、経営の勉強をして、今はお店を出して音楽以外の仕事にも挑戦したりと、いろいろと幅を広げていく事になりました。


藤井裕樹:『音TOWN』『音ラク空間』でココロとカラダが健康な人を増やしたい♪

尋木:ミュージシャン自身は自分の事を最高だと思いがちだし、コアなファンもそう思っているし、親もそう思ってるかもだけど、よくよく聴いてみると、ニーズに合っていないなんか古い歌詞が良くないとか、ルックスがイマイチだとかね。

あとはやっぱり「オーラ」かな。

ステージに立った瞬間に光ってるアーティストっていますよね。

「AC/DC」というバンドはカッコ良くないけど、なんかオーラがあったし、「ボン・ジョヴィ」「ガンズ・アンド・ローゼズ」は出た瞬間から「これは売れるな」と感じました。

逆に、スタジオミュージシャンって抜群に楽器は上手いけど、裏方向きで、アーティストの放つオーラのようなものがあるかって言うと、ないじゃないですか。

大勢で歌って踊ってる最近のアイドルなんかは、俺から見ると全然オーラがあるようには思えない。

あれはタレントの力量というよりは、「売り出す側の戦略が上手いだけ」ですよね。

だから「使い捨ての商品」になりかねない。

自分がどれくらい売れる可能性があるのか、ある程度は「客観視」出来る必要があると思いますね。

ロックやポップスは売れれば結構お金になるけど、クラシックやジャズではそうはならない場合が多いですし。

「オーケストラだけ」「テーマパークだけ」「特定のアーティストのサポートだけ」といった「1ヶ所への依存」も危険で、そういう人は(ギャラ)交渉も出来ず、自分のステージ(価値)を上げていけないんじゃないかな。

人生は流されるもの!?


<2024年の「InitialT」のライブでの親子共演の様子@原宿クロコダイル>

藤井:先生の娘さんと息子さんはヴァイオリンを習っているそうですけど、もしも「音大に行きたい、プロになりたい」と相談されたらどうしますか。

尋木:「やめとけ」って言う(笑)。

もちろん、やってもいいんだけど、他に食っていけるだけの収入を確保出来るスキル、仕事があって、なおかつヴァイオリンも「遊び・趣味でやってます」レベルじゃなくて、プロと言っても遜色がないくらい極めるなら良いんじゃないかと。

藤井:先生自身が正に有言実行でそうされていますもんね。

尋木:いやいや、俺自身、ロックだけに突っ走ろうとしていたからね(笑)。

「音楽の道だけ極めたところで(大部分の人は)先はない」

「ただの音楽バカだと、将来大変になる可能性が高い」

という忠告、アドバイスはするでしょうね。

俺はドラムも兄貴に押し付けられて始めて、司法試験も人に勧められて受かってるし、メジャーデビューも行きつけの喫茶店のママさんにバンドを紹介されただけで、何一つ自分の意思で動いていなくて、たまたまうまくいっただけなんですよ。

藤井:成功者って、陰で努力していても「ラッキーだっただけ」とおっしゃる方が多いですけどね。

僕自身も能動的ではなく、「運・引き寄せ」だった部分はかなりあると感じています。

尋木:俺は「人生は流されるもの」だと思っているからね。

「いい流れがあるなら乗ったほうが良い」

「流れに逆らったらうまくいかない」

んですよ。

藤井:サーフィンのようなものかもしれませんね。

自分を客観視出来ていると、「今、このタイミングで大波に乗ったほうが良い」、逆に「この波には乗らないほうが良い」というのが分かりますよね。

「異端」は結構幸せ!?

尋木:あとは、やる気になったら一定期間「腰を据えて」やり遂げる意志も大切かな。

あまりにもしょっちゅう「やる、やめる」を繰り返している人もうまくいっていないと思います。

藤井:「腰を据える」「執着する」の違いは何だと思いますか。

尋木:「腰を据える」のは、客観性や合理性があって、継続の先のビジョンが見えている状態、「執着」はその逆で「自分の感情だけで突っ走っている」状態

最近の若い子は、就職しても1年もたないというような事例が増えてきているけど、もう少し腰を据えないと、何も学びがないまま年だけ重ねてしまう事にもなりかねないと思いますね。

藤井:音大生、音楽家は、逆に幼少期からずっと音楽だけをやり続けているけど、人によっては「執着」になってしまい、やめ時、諦め時が分からなくなっている方もいると感じます。

尋木:「そういう人生で良い」「そういう人生が幸せ」だと感じている人はいて、それはそれで良いんだけどね。

60歳を過ぎても全く売れないメタルバンドをやっていて「結成40周年です!」みたいなの、ありますよ(笑)。

「売れたいのに売れない」とか、うまくいっていなくて悩んでいる人がいたら相談やアドバイスは必要だと思いますけど。

藤井:「自分基準」「自分の価値観」で、本人が幸せで、誰にも迷惑をかけていなければ、その人生もありですよね。

尋木:なんぼ金があっても幸せとは限らないからね。

「自分の今ある環境に満足している事」が幸せじゃないかと思います。

人と比べるとキリがなくて、上を見たらいくらでもいるから、満足出来なくなってしまうんじゃないでしょうか。

藤井:音楽家は、音楽家同士、特に同年代とは比較しがちかもしれません。

「ライバル」の存在は決してマイナスではなくて、プラスに働く事もあるんですが。

尋木:個性のない「どんぐりの背比べ」状態だと、どうしても良くない比較をしてしまいます

俺みたいに「異端」になると、人と比べなくなるんだけど。

学生時代も、周りはボンタンを履いていたけど、俺だけベルボトムだったしね(笑)。

藤井:そのファッションを今でも貫いているんですね(笑)。

尋木先生のような、音楽家寄りの「アート」「ロック」な弁護士さんのお話を聞く事が出来て面白かったです!

何か困った時はぜひ相談させてください。

ありがとうございました!


尋木 浩司(Cozy Tazunoki)

ことぶき法律事務所所長/ドラマー

1986年 福岡県立明善高校卒業
1990年 中央大学法学部卒
1997年 司法試験合格
2000年 東京弁護士会登録
2000年 ことぶき法律事務所入所
2011年 所長就任

【経歴・著作等】

2000年
弁理士登録、東京弁護士会倒産法部会会員、中央大学中桜会理事

2002年~2008年
社外監査役

2011年~現在
社外監査役

2002年~現在
著作権法学会会員、日本商標協会常務理事、日本弁理士会コンプライアンス、委員会副委員長、情報ネットワーク法学会会員

2008年
PT.BALI PRANAJA TRAVEL(株式会社JBハート)代表取締役

2009年
エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク会員、インドネシアバリ島を中心とする事業展開、法務サポート開始

2010年~
NPO法人マナー教育サポート協会理事

2012年12月~2014年12月
弁理士試験試験委員

【著作等】

●週刊住宅新聞「Why Not」連載
●隔月誌ワンズON-LINE「大家さんのためのやさしい法律講座」連載
●その他不動産賃貸に関する著作(連載)多数

【リリースCD】

2004年 Oceanic Deep(Gunshy)CIMS ENTERTAINMENT
2006年 花舞唄(Gunshy)CIMS ENTERTAINMENT
2007年 GunshyⅢ(Gunshy)Ardeur Ltd
2008年 Sun(Gunshy)CIMS ENTERTAINMENT

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藤井裕樹

藤井裕樹/音TOWNプロデューサー

【株式会社マウントフジミュージック代表取締役社長・『音ラク空間』オーナー・ストレッチ整体「リ・カラダ」トレーナー・トロンボーン奏者】 1979年12月9日大阪生まれ。19歳からジャズ・ポップス系のトロンボーン奏者としてプロ活動を開始し、東京ディズニーリゾートのパフォーマーや矢沢永吉氏をはじめとする有名アーティストとも多数共演。2004年〜2005年、ネバダ州立大学ラスベガス校に留学。帰国後、ヤマハ音楽教室の講師も務める(2008年〜2015年)。現在は「ココロとカラダの健康」をコンセプトに音楽事業・リラクゼーション事業のプロデュースを行っている。『取得資格:3級ファイナンシャル・プランニング技能士/音楽療法カウンセラー/メンタル心理インストラクター®/安眠インストラクター/体幹コーディネーター®/ゆがみ矯正インストラクター/筋トレインストラクター』